上空の
寒気の
影響で
東北から
関東甲信にかけて
大気の
状態が
非常に
不安定になり、
局地的に
雨雲が
発達しました。
気象庁は
土砂災害などに
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、上空に寒気が流れ込んだ影響で東北から関東甲信にかけて大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しました。
盛岡市南部付近ではレーダーによる解析で午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
午後10時までの1時間には栃木県日光市瀬川で20ミリの強い雨が降ったほか、伊豆諸島の青ヶ島で13.5ミリのやや強い雨が降りました。
大気の不安定な状態は東北ではほぼ解消し、岩手県などに出されていた土砂災害警戒情報も解除されました。
関東甲信でも大気の不安定な状態は解消に向かいつつありますが、12日明け方にかけては土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風や「ひょう」に十分注意が必要です。
一方、伊豆諸島では梅雨前線上の低気圧が接近する影響で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに十分注意してください。