アメリカ大統領選挙を控えるなか、フェイスブックなどを運営するメタ社は政治的な広告に生成AIが使われている場合、表示を義務付ける方針を明らかにしました。
メタ社は、フェイスブックやインスタグラムで選挙キャンペーンなどの政治的な広告が掲載される際に、生成AIによって実際には言っていない発言や実在しない事件などが表現される懸念があるため、AIによって作られたことを示す表示を義務付けると発表しました。
来年初めから世界各国で行う方針です。
生成AIの普及により候補者の偽の映像などが簡単に作られるようになり、有権者への混乱を招くことが懸念されるなか、グーグルもAIの表示を義務付けるなどIT大手は対応に追われています。