マイ
ナンバーに
別の
人の
障害者手帳の
情報が
誤ってひも
付けられる
ケースが
相次いだことを
受け、
厚生労働省が
障害者手帳に関する事務処理を
担う全国の
都道府県などの
自治体に
確認したところ、
およそ2
割が
適切な
方法でひも
付け
作業を
行っていなかったことがわかりました。
また担当者の
単純な
作業ミスが
確認された
ケースもあり
厚生労働省は
障害者手帳の
情報のひも
付けについてすべての
自治体を
対象に
原則ことし
秋までに
総点検を
行う方針を
固めました。
マイナンバーには、障害者手帳の情報がひも付けられていますが、ことし6月、静岡県で別の人の障害者手帳の情報がひも付けられていたことが分かり厚生労働省は障害者手帳に関する事務処理を担う全国の都道府県や政令指定都市などあわせて237の自治体に対し、作業手順の確認を求めていました。
その結果、国が誤りなくひも付けできるとしている「氏名」「生年月日」「性別」「住所」の4項目すべての情報で確認する方法ではなく、住所を除いた一部の情報でひも付けるなど、全体のおよそ2割の自治体が適切な方法で作業を行っていなかったことがわかりました。
また適切な方法で作業を行っていた自治体の中でも、担当者の単純な作業ミスで誤ってひも付けされたケースが確認されたということです。
こうしたことから厚生労働省は、ひも付けの正確性に強い懸念があるとして、マイナンバーへの障害者手帳の情報のひも付けについて、237すべての自治体を対象に原則ことし秋までに総点検を行う方針を固めました。