新型コロナウイルスワクチンの
職域接種をめぐり、
河野規制改革担当大臣は、
申請の
受け付けを
一時休止することを
陳謝したうえで、すでに
受け付けた
申請でもワクチンの
供給量を
上回る場合には、
承認しないこともありえるという
認識を
示しました。
河野規制改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、職域接種の申請の受け付けをき25日午後5時で一時休止することについて「ご迷惑をおかけをしていることを、おわび申し上げたい」と陳謝しました。
そして、ワクチンの配送が追いついていないとして、企業などからの申請内容を精査し、必要に応じて配送時期の先延ばしを要請するほか、すでに受け付けた申請でもワクチンの供給量を上回る場合には、承認しないこともありえるという認識を示しました。
また、河野大臣は、菅総理大臣らとすでに申請の受け付けを一時休止している自治体の大規模接種を含めて今後の対応を協議したあと、再び記者会見しました。
そして、9月までに供給されるモデルナのワクチン5000万回分について▽職域接種に3300万回分、▽自治体の大規模接種などに1700万回分を割りふるとしたうえで、このうち自治体には、足りなくなった場合、ファイザーのワクチンを供給する考えを示しました。