去年6月、
徳島市の
県道で、
クレーン付きのトラックが
接触したはずみで
高さ
制限のゲートが
傾いて
後続の
大型トラックにひっかかり、
その後、
大型トラックがゲートを
引きずって
走ったため、
対向車に
次々と
直撃して
3人がけがをした
事故がありました。
この事故で
警察は20
日、クレーン
付きのトラックと
大型トラックの
運転手の
2人を
過失運転傷害の
疑い
などで
書類送検しました。
警察によりますと、去年6月、徳島市の県道でクレーン付きのトラックが接触したはずみで高さ制限を示した鉄製のゲートが傾いたあと、後続の大型トラックにひっかかりました。その後、大型トラックはゲートを引きずったまま走ったために、ゲートが対向車に次々と直撃し男性3人が骨を折るなどのけがをしました。
警察が捜査した結果、ゲートの先には橋桁があり、「3メートル80センチ」の高さ制限を示していて、クレーン付きのトラックがアームをきちんと降ろさなかっために接触したということです。
また、後続の大型トラックは注意を怠ったために傾いたゲートにひっかかり引きずったということです。
事故に巻き込まれた車のドライブレコーダーの映像からは、前方に高さ制限のゲートが見えた瞬間、ゲートが突然迫ってきてフロントガラスに直撃したのがわかります。
このため警察は、クレーン付きのトラックの40代の男性運転手を道路法違反と過失運転傷害の疑いで、大型トラックの20代の男性運転手を過失運転傷害の疑いで書類送検しました。
調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。