Actualités japonaises: 「屋内の閉鎖空間急速拡大も」国の専門家会議が見解

「屋内おくないの閉鎖へいさ空間くうかん急速きゅうそく拡大かくだいも」国くにの専門せんもん家か会議かいぎが見解けんかい

Mar 2, 2020 17:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルス対策たいさくの専門せんもん家か会議かいぎは、感染かんせんした人ひとが最もっとも多おおい北海道ほっかいどうなどのデータを分析ぶんせきしたうえでの見解けんかいをまとめ、感染かんせんしても症状しょうじょうの軽かるい若わかい世代せだいが気付きづかないうちに感染かんせんを広ひろげてしまっていると考かんがえられるとして、軽かるいかぜの症状しょうじょうでも外出がいしゅつを控ひかえ、風通かぜとおしの悪わるい空間くうかんでのイベントにできるだけ行いかないよう呼よびかけました。国くにの新型しんがたコロナウイルスの緊急きんきゅう対策たいさく本部ほんぶの専門せんもん家か会議かいぎは、北海道ほっかいどうでの感染かんせんの広ひろがりなどを受うけて、２に日にち、感染かんせんの状況じょうきょうや今後こんご求もとめられる対策たいさくについての見解けんかいをまとめました。

この中なかでは、ここ数すう日にちで分わかってきたこととして、症状しょうじょうの軽かるい人ひとが気付きづかないうちに感染かんせん拡大かくだいに重要じゅうような役割やくわりを果はたしていると考かんがえられるとしています。

また、感染かんせんした人ひとのうち、およそ80％は他たの人ひとに感染かんせんさせていない一方いっぽう、屋内おくないの閉鎖へいさ的てきな空間くうかんにおいて、至近しきん距離きょりで一定いってい時間じかん交まじわることによって１いち人にんから複数ふくすうの人ひとに感染かんせんさせたケースが報告ほうこくされ、その具体ぐたい的てきな場所ばしょとしてライブハウスやスポーツジム、ビュッフェスタイルの会食かいしょくなどを挙あげています。

そのうえで、感染かんせん者しゃ数すうが最もっとも多おおい北海道ほっかいどうの状況じょうきょうについて、若わかい世代せだいが多おおい都市とし部ぶで社会しゃかい・経済けいざい活動かつどうが活発かっぱつな人ひとたちが感染かんせんのリスクが高たかい場所ばしょに多おおく集あつまりやすく、気付きづかないうちに感染かんせんが広ひろがり、その一部いちぶの人ひとがほかの地域ちいきに移動いどうすることで感染かんせんが拡大かくだいしたと考かんがえられると指摘してきしています。

そして、この１いち、２に週間しゅうかんに積極せっきょく的てきな対応たいおうを行おこなえば、感染かんせん拡大かくだいを急速きゅうそくに収束しゅうそくさせることが可能かのうだとして、のどの痛いたみだけなど軽かるいかぜの症状しょうじょうでも外出がいしゅつを控ひかえ、規模きぼの大小だいしょうにかかわらず、風通かぜとおしの悪わるい空間くうかんで至近しきん距離きょりで会話かいわする場所ばしょやイベントにできるだけ行いかないよう呼よびかけています。

その一方いっぽうで、症状しょうじょうのない人ひとは散歩さんぽやジョギング、買い物かいものなど、屋外おくがいでの活動かつどうや、人ひととの接触せっしょくが少すくない活動かつどう、それに手てを伸のばして相手あいてに届とどかない距離きょりをとって会話かいわすることなどは感染かんせんのリスクは低ひくいとしています。

さらに見解けんかいでは、10代だいから30代だいの人ひとに対にたいして、重症じゅうしょう化かするリスクの高たかい人ひとに感染かんせんを広ひろめる可能かのう性せいがあるとして「人ひとが集あつまる風通かぜとおしが悪わるい場所ばしょを避さけるだけで、多おおくの人ひとたちの重症じゅうしょう化かを食い止くいとめ、命いのちを救すくえます」と訴うったえています。