2日のニューヨーク
株式市場は
新型コロナウイルスによる
経済への
影響を
和らげるため、
早期の
利下げに
加え、
各国の
協調がはかられるのではないかという
期待から、ダウ
平均株価は
大幅に
上昇し、
先週末に
比べて1200ドル
余り値上がりしました。
1日の
値上がり
幅としては
過去最大です。
記録的な
値下がりから
週が
明けた
2日のニューヨーク
株式市場ダウ
平均株価の
終値は、
先週末に
比べて1293ドル96セント
高い2万6703ドル32セントでした。
ダウ平均株価が値上がりするのは先月19日以来、8営業日ぶりで、この日の値上がり率は5%を超え、1日の値上がり幅としては過去最大です。
この日は、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による早期の利下げへの期待に加え、日米欧の主要7か国の財務相・中央銀行総裁が近く電話会談を行い、新型コロナウイルスの影響を和らげるため各国の協調がはかられるのではという見方が広がって全面高になりました。
市場関係者は「日本、ヨーロッパが、金融政策面でほぼ追加の政策が限られているとみられる中で、アメリカの利下げへの期待が特に大きく膨らんでいる。一方で、新型コロナウイルスの影響の底は見えないと感じている投資家も多く、このまま回復基調が続くかはなお不透明だ」と話しています。