17万年前のものとみられ、当時の人類が地中の根茎を集めて焼いた「焼き芋」が残りらしいです。実際に植物が調理された証拠としては最古のものそうです。
直径は1センチ余りで、大きさや組織の形状などから、今もアフリカに広く分布するヒポキシス属植物の一種「Hypoxis angustifolia」とみられます。炭水化物が豊富で生で食べられ、調理すればさらに軟らかくなります。小さいながらもホクホクの焼き芋に舌鼓を打っていたようです。
集めた芋を持ち帰って調理した形跡から、家族などへも分配していたらしいです。