Actualités japonaises: “フェイクニュース” 若い世代より中高年が「信じやすい」

“フェイクニュース” 若わかい世代せだいより中高年ちゅうこうねんが「信しんじやすい」

Mar 28, 2020 17:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルスをめぐってさまざまな間違まちがった情報じょうほうがインターネットを通をつうじて拡散かくさんされてしまうことが問題もんだいとなっていますが、こうしたうその情報じょうほう、いわゆる「フェイクニュース」は若わかい世代せだいより中高年ちゅうこうねんのほうが「信しんじやすい」とする大だい規模きぼ調査ちょうさの結果けっかを国内こくないの研究けんきゅう機関きかんがまとめました。調査ちょうさを行おこなったのは国際こくさい大学だいがくグローバル・コミュニケーション・センターのグループです。

調査ちょうさは、日本にっぽん国内こくないの10代だいから60代だいまでの6000人にんを対象たいしょうに、「電波でんぱでムクドリが大量たいりょう死ししている」など実際じっさいに拡散かくさんした９ここのつの「フェイクニュース」に対にたいする反応はんのうについて、アンケート調査ちょうさを行おこないました。

その結果けっか、フェイクニュースを見みてうそだと気が付きがつかなかった人ひとを世代せだい別べつでみると、いずれも平均へいきんで60代だいが最もっとも多おおく84.4％となり、次ついで50代だいが80.1％となりました。

一方いっぽう、最もっとも低ひくかったのは40代だいで74％でした。

また、メッセージアプリやメールマガジンなどをよく利用りようする人ひとのほうがツイッターなどのＳＮＳをよく利用りようする人ひとに比くらべて、フェイクニュースと気きが付つかずに拡散かくさんしやすい傾向けいこうがみられたということで、グループによりますとほかの人ひとたちのコメントがあるかないかの違ちがいが影響えいきょうしている可能かのう性せいがあるということです。

調査ちょうさを行おこなった山口やまぐち真一しんいち主任しゅにん研究けんきゅう員いんは「中高年ちゅうこうねん世代せだいは、自分じぶんの考かんがえに自信じしんがあることで誤あやまった情報じょうほうを信しんじてしまいがちになっている可能かのう性せいがある。新型しんがたコロナウイルス対策たいさくでは間違まちがった情報じょうほうは混乱こんらんを招まねくおそれがあるので一いち度ど立ち止たちどまって考かんがえることが大切たいせつだ」と話はなしています。

“フェイクニュース” 若わかい世代せだいより中高年ちゅうこうねんが「信しんじやすい」

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