新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、ロシアのプーチン大統領が、国民に実質1か月間の休みを与えると発表しました。
プーチン大統領は先月30日からの1週間を「非労働期間」としていましたが、その期間を4月30日まで延長すると発表しました。感染拡大を防ぐため、国民に実質1か月間の休みを与え、自宅にとどまるよう求めていて、雇用者には給料の支払いが義務付けられます。生活必需品の販売店や薬局、それに政府機関や医療機関などの職員は例外として働くことになります。
ロシアでは2日、700人を超える感染者が一日で死亡したと報告されるなど、危機感が募っています。