原発事故の
影響が
続く福島県富岡町の
桜の
名所、
夜の森地区の
桜並木で
歩行者天国が
行われ、
避難先から
駆けつけた
人などが
散りゆく
花を
惜しむように
眺めていました。
富岡町の
桜の
名所、
夜の森地区の
桜並木では
7日、
歩行者天国が
行われ、
避難先から
駆けつけた
人などが
風に
吹かれて
花びらが
舞い
散る中、
惜しむように
眺めたり、
カメラに
収めたりしていました。
町のシンボルとなっているこの桜並木は、2キロ余りにわたって続きますが、歩行者天国が行われたのは、去年、避難指示が解除された300メートルほどの道路だけです。
大部分の桜並木は「帰還困難区域」に指定されて今も立ち入りが厳しく制限されています。
帰還困難区域に自宅があり、避難先の福島市から訪れた67歳の男性は「桜を楽しみに来ましたが、かなり散っていて残念です。周辺の住宅も解体されたりして風景が変わってしまいました。自分も町に戻るのは難しいですが、桜があるかぎり見に来たいです」と話していました。
歩行者天国は8日も行われます。