2人が
死亡し、
4人が
行方不明になっている
大分県中津市の
土砂崩れの
現場では、
14日から
雨の
影響で
中断されていた
捜索活動が
再開され、
遠隔操作できる無人の
重機を
使って
岩などを
取り除く作業が
進められています。
大分県中津市耶馬溪町で
住宅4棟が
巻き込まれた
土砂崩れは、
15日で
発生から
4日がたちました。
この土砂崩れで、岩下義則さん(45)と母親の愛子さん(76)が死亡したほか、江渕めぐみさん(52)と娘の優さん(21)、めぐみさんの母親の橋本アヤ子さん(86)それに、岩下アヤノさん(90)の女性4人の行方がわかっていません。
現場では、14日午後から雨足が強まり、二次災害のおそれがあるとして捜索が中断されていましたが、15日午後1時半ごろ、遠隔操作できる国土交通省の無人の重機2台を使って岩などを取り除く作業が始まり、21時間ぶりに捜索が再開されました。
しかし、崩れた土砂がぬかるんでいるため、ほかの重機や警察や消防による捜索は中断したままで、自衛隊などが現場の状況を確認しながら今後の捜索の進め方を判断することにしています。