大リーグで
投打の
二刀流でプレーするエンジェルスの
大谷翔平選手が
14日、
翌日のロイヤルズ
戦での
先発登板に
備えて、
相手の
本拠地のカンザスシティーで
調整を
行いました。
大谷選手は
ここまでバッターとして
8試合に
出場し、
打率3割6分7厘、ホームラン
3本、
11打点、ピッチャーとしても
先発して
2連勝と
投打の
二刀流の
活躍に
大きな注目が
集まっています。
15日には、ロイヤルズの本拠地カンザスシティ-で3回目の先発登板に臨みます。
大谷選手は登板を翌日に控えた14日、試合前に登板前の調整を行い、はじめにおよそ30メートルの距離を7回繰り返してダッシュを行いました。このあと大谷選手は、キャッチャーを立たせた状態でキャッチボールを行い、10メートル余りの短い距離でカーブやスライダー、フォークボールの握りを確かめながらおよそ60球投げました。そして、投げる距離をおよそ20メートルに広げて、力を入れておよそ20球を丁寧に投げ、登板前日の調整を終えました。
14日のカンザスシティーは、最高気温が6度ほどと前の日から20度ほど下がる寒さで、大谷選手は指に息をかけて温めるしぐさを見せながら練習に取り組んでいました。
大谷選手が登板する15日も最高気温が3度ほどで雪も降る予報になっていて、エンジェルスのマイク・ソーシア監督は「寒さがバッターとピッチャーのどちらかに有利になるということはないかもしれないが、ピッチャーはボールの握りのことがいつも気にかかるものだ」と話していました。
大谷選手は13日の試合後に「ウォーミングアップのしかたとかイニング間の過ごし方が重要になってくると思う。準備をしっかり行って、あとはマウンドでいいパフォーマンスを出すことに集中したい」と話していて、難しい状況になることが見込まれる中、どのようなピッチングを見せるのか注目されます。