「
E・T」や「
ジュラシック・パーク」
などといった
数々の
記録的ヒット
作で
知られる
アメリカのスティーブン・スピルバーグ
監督が、
東京都内で
映像クリエーターを
目指す専門学校生などと
交流し、「
子どものころに
頭の
中で
想像したことを
大切にしてほしい」などとアドバイスしました。スピルバーグ
監督は
仮想現実の
世界を
舞台にした
最新作「レディ・プレイヤー
1」が
20日から
公開されるのにあわせて
13年ぶりに
来日していて、
19日は
東京・
六本木で、
映像クリエイターを
目指す専門学校生などとの
交流イベントに
臨みました。
会場にはスピルバーグ監督の話を聞こうとおよそ70人が集まり、監督と3人の映画の出演者が登場すると、写真を撮ったり拍手をしたりして迎えました。
イベントでは、スピルバーグ監督が「映画というものは文化の壁を越えます。使う言語は英語でなく日本語でなくてもよくて、映画という共通言語を使って話せばよいのです。そうすれば、みんなが1つの絆で結ばれます」とあいさつしました。
その後の質疑応答では、「どうすれば、さまざまなアイデアが浮かぶのか」という質問に対して、「イマジネーションは常に目の前にあるものなので、それに向けて心を開くこと、そして、子どものころに頭の中で想像したことを大切にしてもらいたい。想像したものの中からおもしろいストーリーが生まれたらぜひ書き留めてください」とアドバイスしていました。
イベントに参加した19歳の男子大学生は「監督の作品はいくつも見たので、きょうはとても貴重な経験でした。将来は、スピルバーグ監督と一緒に仕事をしてみたいと思いました」と話していました。