国会審議を
欠席していた
立憲民主党などは、
19日ぶりに、
8日から
審議に
復帰することになりました。
与党側は、
働き
方改革関連法案などの
審議を
着実に
進める方針なの
に対し、
野党側は、
加計学園の
獣医学部新設などをめぐり
政府への
追及を
強める考えで、
再び激しい論戦が
展開される
見通しです。
行政をめぐる
一連の
問題を
受けて、
野党側が
先月20日から
審議を
欠席している
事態の
打開のため、
自民党と
立憲民主党は
7日、
加計学園の
獣医学部新設をめぐり、
10日にも
柳瀬元総理大臣秘書官を
参考人招致することや、
来週14日に
衆議院予算委員会で
集中審議を
行うこと
などで
合意し、
野党側は、
8日から
審議に
復帰することになりました。
与党側は、柳瀬氏の参考人招致に合わせて、国家戦略特区諮問会議のワーキンググループの八田座長も招致し、獣医学部新設に至る手続きが適正だったことを明らかにしたい考えです。
また、来月20日の国会の会期末を見据えて、最重要法案と位置づける働き方改革関連法案などの審議を着実に進める方針です。
これに対し、野党側は、柳瀬氏が加計学園の関係者との面会を認める方向で調整していることを踏まえ、「加計学園ありき」で手続きが進められたのではないかとして、過去の国会答弁との整合性などについて政府への追及を強める考えです。
さらに、働き方改革関連法案について、高収入の一部専門職を労働時間の規制から外す制度が盛り込まれるなど問題が多いとして、8日にも対案を提出し、徹底した審議を求めていく方針で、再び激しい論戦が展開される見通しです。