アメリカの
トランプ大統領と
韓国のムン・ジェイン(
文在寅)
大統領が
電話で
会談し、
北朝鮮が
最近、
米韓両国に対して
強硬な
姿勢を
打ち出している
思惑などについて、
意見を
交わしたものとみられます。
韓国大統領府によりますと、
トランプ大統領とムン・ジェイン
大統領は、
日本時間の
20日午前11時半から
20分ほど
電話で
会談し、
北朝鮮が「
最近見せているさまざまな
反応」について
意見を
交わしたということです。
北朝鮮は先週、アメリカに対し、一方的に核放棄だけを求めようとするなら史上初の米朝首脳会談を取りやめる可能性を示唆し、韓国に対しても、米韓の定例の共同軍事訓練を理由に南北の閣僚級会談を急きょ中止し、対話を再開する条件として訓練の中止を要求するなど、米韓両国に対して強硬な姿勢を打ち出しました。
このため米韓の両首脳は、こうした北朝鮮の言動をめぐり、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の思惑や真意について意見を交わしたものとみられます。
韓国大統領府は「米韓両首脳が、来月12日に予定されてる米朝首脳会談の成功のために、まもなく開かれる米韓首脳会談を含めて、両国が揺らぐことなく緊密に協議していくことで一致した」と説明しています。