Actualités japonaises: 施行迫る「民泊新法」届け出は700件余にとどまる

施行しこう迫せまる「民泊みんぱく新法しんぽう」届け出とどけでは700件けん余よにとどまる

May 21, 2018 04:05

Furigana

いわゆる「民泊みんぱく新法しんぽう」の施行しこうまで１いちか月かげつ足たらずとなりましたが、民泊みんぱくの届け出とどけでの件数けんすうは７なな０ぜろ０ぜろ件けん余あまりにとどまっていることがわかりました。「民泊みんぱく新法しんぽう」は、住宅じゅうたくの空あき部屋へやなどを有料ゆうりょうで貸し出かしだす「民泊みんぱく」のルールを定さだめた法律ほうりつで、自治体じちたいに届け出とどけでをすれば原則げんそく、誰だれでも民泊みんぱくを営業えいぎょうできるようになります。

来月らいげつ１いち５ご日にちの施行しこうまで１いちか月かげつ足たらずとなりましたが、観光かんこう庁ちょうによりますと届け出とどけでの件数けんすうは、今月こんげつ１いち１いち日にちの時点じてんで全国ぜんこくで７なな２に４よん件けんでした。

現在げんざい、全国ぜんこくで営業えいぎょうしている民泊みんぱくの正確せいかくな数かずはわかっていませんが、最大さいだい手しゅの民泊みんぱく仲介ちゅうかいサイトでは、国内こくないで６ろく万まん２に０ぜろ０ぜろ０ぜろ件けんの物件ぶっけんを掲載けいさいしており、届け出とどけでは低調ていちょうな状況じょうきょうとなっています。

これについて観光かんこう庁ちょうは、法律ほうりつに加くわえ自治体じちたいが独自どくじに規制きせいする条例じょうれいの内容ないようが厳きびしいとして申請しんせいをためらうケースがあるほか、カプセルホテルなど営業えいぎょう日数にっすうの制限せいげんがない「簡易かんい宿所しゅくしょ」の許可きょかを取とるケースもあるのではないかと見みています。