国際宇宙ステーションを
通じた
日本とロシアの
協力がことし
20年となることを
記念して、ロシアを
訪れている
安倍総理大臣は、プーチン
大統領とともに、
両国の
宇宙飛行士と
交信し、
宇宙分野でも
両国の
協力が
進んでいることをアピールしました。
日本とロシアが
国際宇宙ステーションを
通じた
協力を
開始して
20年になることを
記念して、
安倍総理大臣は、
日本時間のきょう
未明、プーチン
大統領とともにクレムリンから、
宇宙ステーションに
滞在している
日本人宇宙飛行士の
金井宣茂さんとロシアのアントン・シュカプレロフ
宇宙飛行士と
交信しました。
この中で、安倍総理大臣は、「ロシアと日本を代表する2人が協力して、宇宙で未来のために一緒に仕事をしていることを日本の総理大臣としてうれしく思う。私とプーチン大統領は、両国のこれからの協力について話をしたが、2人は力を合わせて宇宙での技術協力を進めてもらいたい」と述べました。
また、プーチン大統領は、「日本は国際宇宙ステーションの活動に大きく貢献していて、宇宙ステーションの中の設備は日本製のものも非常に多い」などと述べ、両首脳は、宇宙分野でも両国の協力が進展していることをアピールしました。
これに対し、金井さんは、「毎日、宇宙実験や技術開発の仕事をしている中で、両国が協力することで1+1が2ではなく、3にも4にもなっていく。今後も両国の友情と協力が進展することを宇宙から発信する」と応じました。