5日夜、
群馬県渋川市の
伊香保温泉で
老舗の
旅館の
敷地内にある
建物から
火が
出て、
宿泊客などが
避難しました。
火は
2時間余りで
消し止められましたが、
旅館の
経営者が
住む建物が
激しく
焼け、
警察は
現場検証をして
火が
出た
原因などを
詳しく
調べることにしています。
5日午後9時ごろ、
群馬県渋川市の
伊香保温泉に
ある老舗の
旅館「
千明仁泉亭」の
関係者から「
建物が
燃えている」と
消防に
通報がありました。
火は駆けつけた消防によって2時間余りで消し止められましたが、旅館の敷地内にある木造3階建の建物が激しく焼け、20人の宿泊客が従業員と共に避難しました。
警察によりますと、焼けた建物には旅館を経営する79歳の男性とその家族が住んでいて、このうち71歳の妻が煙を吸い込んで病院に運ばれました。意識はあるということです。宿泊客や従業員にけがなどはありませんでした。
警察によりますと、建物の2階と3階の焼け方が激しいということで、警察などは5日午前9時から、現場検証して火が出た原因などを詳しく調べることにしています。