8日にかけて
記録的な
豪雨となり、
土砂災害や
川の
氾濫が
相次いだ
九州から
東海では、
今も
地盤が
緩んでいるため
引き続き
土砂災害などに
十分な
注意が
必要です。
9日は
被災地を
含む広い範囲で
梅雨明けが
発表される
など、
各地で
晴れて
気温が35
度以上の
猛暑日となっているところもあり
気象庁は
熱中症にも
十分注意するよう
呼びかけています。
西日本を
中心に
九州から
東海にかけては、
今月5日から
8日にかけて
記録的な
豪雨となり、
大雨の
特別警報が11の
府と
県に
発表されて、
各地で
土砂災害や
川の
氾濫、
浸水の
被害が
相次ぎました。
特別警報はすべて解除されましたが、気象庁は、災害が発生している地域では安全の確保を徹底するとともに、地盤が緩んだ状態がしばらくの間続くとして、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
一方、9日は、被災地を含む西日本と東日本の広い範囲が高気圧に覆われて晴れ、気象庁は午前11時に、「九州北部、中国地方、近畿、東海、北陸と新潟県が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
広い範囲で気温が上昇していて、午後1時半までの最高気温は、大分県日田市で35度9分と猛暑日となっているほか、愛媛県大洲市で34度4分、京都府舞鶴市で34度3分、岐阜市で33度1分、広島市で31度9分、岡山市で31度2分などと大きな被害が出た地域でも30度以上の真夏日となっています。
気温の高い状態は週末にかけて続く見込みで、気象庁は熱中症に十分注意し、特に避難所で生活する人や、被災地で復旧作業にあたる人などは、こまめに水分を補給するなど、対策を取るよう呼びかけています。
また、気温の上昇に伴って大気の状態が不安定になるため落雷や突風、急な強い雨にも注意するよう呼びかけています。