ニホンウナギといううなぎは、とりすぎたことなどが原因で将来いなくなる心配があります。特に、養殖(=人が育てて増やすこと)のときに使う、卵から子になったばかりの稚魚が少なくなっていて問題になっています。
このため、ニホンウナギの養殖をしている日本と中国、韓国、台湾が東京で話し合いました。そして、養殖のときに使う稚魚をことしの11月から1年前より20%減らすことにしました。
農林水産省の宮原正典顧問は「これだけでニホンウナギを守ることはできません。これからはもっと厳しい規則などを作ることも考えていきます」と言っています。