アメリカで6月の非農業部門就業者数が予想を上回り、利上げによる金融引き締めのなかでも雇用が堅調であることが示されました。これを受けて80銭ほど円安が進んでいます。
労働省が8日に発表した6月の非農業部門の就業者は37万2000人増え、25万人の増加とされた市場予想を上回りました。失業率は3.6%で横ばいでした。
アメリカでは3月以降、政策金利が引き上げられていて、金融引き締めによる雇用の悪化が懸念されていました。
今後も引き続き早いペースで利上げが行われるとの観測が高まり、発表後1ドル=136円50円台と、80銭前後円安に振れました。