そのうえで「このような大変痛ましい事故が起き、われわれの安全管理ができていなかったことをきちんと認めて、まずは原因の究明に努めてまいります」と述べました。
この中で、亡くなった女の子は運転席の列の後ろから2列目の座席に座っていて、バスは午前8時48分ごろ幼稚園に到着したということです。 一緒に乗っていた乗務員は1番小さな園児とともに降り、運転していた理事長も亡くなった女の子が降りていないことを確認しないまま、バスを離れてしまったということです。 その後、午後2時10分ごろ、幼稚園の乗車場所までバスを移動させようとした際に、車の中で倒れている女の子が見つかったということです。 AEDなどによる救命処置が行われましたが、女の子は死亡し、死因は熱中症だということです。
そして「本当に苦しい思いをさせて申し訳なかったと感じています。暑い中、本当にかわいそうだった」と謝罪しました。
そのうえで「園児がバスに取り残されていないかダブルチェックする決まりにもなっておらず、運転していた理事長が車内を確認していなかった」と述べました。 さらに、杉本副園長は「最終的な登園状況の確認ができておらず、登園予定の園児が教室にいなかったにも関わらずクラス担任が保護者や職員室に問い合わせをしなかった」と述べ、複数の事情が重なって今回の事件が発生したという認識を示しました。
降りていないこと確認しないままバスを離れる
理事長「ふだんバスを運転することなく 不慣れだった」
理事長「本当に苦しい思いをさせて申し訳なかった」
副園長「複数の事情が合わさって今回の結果になってしまった」
理事長などの会見での発言内容を随時更新してお伝えします。
理事長「亡くなった園児やご遺族におわび」