中国の習近平国家主席は、イギリスのエリザベス女王が死去したことについて「イギリス国民にとって大きな損失だ」と述べ哀悼の意を示しました。
中国国営の新華社通信によりますと、習主席は9日、エリザベス女王の死去を受けて弔電を出し「中国政府と中国国民を代表して深い哀悼の意を示す」と述べました。
弔電で習主席はエリザベス女王がイギリスの元首として初めて中国を訪問したことにも触れ、「彼女の死去はイギリス国民にとって大きな損失だ」と指摘しました。
そのうえで、即位したチャールズ新国王とともに両国関係を安定的に発展させたいとの考えも示しました。
習主席は2015年にイギリスを訪問した際にエリザベス女王と面会しています。