8日に死去したイギリスのエリザベス女王の棺(ひつぎ)は、バッキンガム宮殿からウェストミンスター宮殿に移されました。19日の国葬までの間、市民に公開されます。
エリザベス女王の棺は14日、ロンドン市内のバッキンガム宮殿から約1.8キロの道のりを行進し、ウェストミンスター宮殿内のホールへ移されました。
棺の後ろにはチャールズ新国王ら王室ファミリーが付き添い、ウィリアム皇太子とヘンリー王子も並んで行進しました。
棺は一般公開され、一目見ようと多くの人が列を作っています。
53時間半並んだ先頭の人:「とても悲しいですが、ウェストミンスター宮殿に入れてうれしかったです。安らかに眠って下さい」
ウェストミンスター宮殿を訪れた人:「エリザベス女王は素晴らしいリーダーで、母親のような存在でした」
棺の公開は国葬当日の19日朝まで、24時間態勢で行われます。