Actualités japonaises: ボーイング墜落事故「制御システムが誤データで作動」と認める

ボーイング墜落ついらく事故じこ「制御せいぎょシステムが誤あやまデータで作動さどう」と認みとめる

Apr 5, 2019 07:04

Furigana

ボーイングのマレンバーグＣＥＯ＝最高さいこう経営けいえい責任せきにん者しゃは４よん日にち、インドネシアとエチオピアで墜落ついらくした新型しんがたの小型こがた機き737ＭＡＸ８はちについて、墜落ついらく前まえに機体きたいの姿勢しせいを制御せいぎょするシステムが誤あやまったデータをもとに作動さどうしていたことを認みとめました。ボーイングのマレンバーグＣＥＯは４よん日にち、ビデオメッセージを公表こうひょうし、この中なかで、先月せんげつエチオピアで起おきた墜落ついらく事故じこについて「エチオピア政府せいふが公表こうひょうした報告ほうこく書しょによれば、去年きょねんインドネシアで起おきた墜落ついらく事故じこと同様どうように、今回こんかいの事故じこでも、機首きしゅの傾かたむきを感知かんちするセンサーの誤あやまった情報じょうほうによって自動じどう制御せいぎょシステムが作動さどうしたことは明あきらかだ」と述のべました。

相次あいついで墜落ついらくした737ＭＡＸ８はちには「ＭＣＡＳ」と呼よばれる、自動じどうで機体きたいの姿勢しせいを制御せいぎょするシステムが搭載とうさいされていました。

エチオピア政府せいふの報告ほうこく書しょではインドネシアの墜落ついらく機きと同様どうように、パイロットが機首きしゅを上あげる操作そうさをしたあとに、自動じどうで逆ぎゃくに機首きしゅを下さげる動うごきをしていた記録きろくが示しめされていますが、ボーイングが２ふたつの機体きたいで同おなじ現象げんしょうが起おきていたと認みとめるのはこれが初はじめてです。

ただマレンバーグＣＥＯは、このシステムが墜落ついらくの原因げんいんになったのかについては「最終さいしゅう的てきな報告ほうこく書しょはまだ明あきらかになっていない」としています。そのうえで「こうしたリスクを除去じょきょするのがわれわれの責務せきむだ」と述のべ、再発さいはつ防止ぼうしに取り組とりくむ考かんがえを示しめしました。

ボーイング墜落ついらく事故じこ「制御せいぎょシステムが誤あやまデータで作動さどう」と認みとめる

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