北九州市上下水道局は、
水道の
使用量などを
通知するはがきに、
誤って
作成日などの
元号を
新しい元号の「
令和」と
印刷し、
発送する
ミスがあったと
発表しました。
北九州市上下水道局によりますと、
ミスがあったのは、
水道の
使用量や
料金などを
利用者に
通知するため
今月9日に
発送したはがき768
枚です。
はがきを受け取った利用者から指摘があり、ミスに気付いたということで、作成日や口座振替の予定日などの元号が現在の「平成」ではなく、新しい元号の「令和」と印刷されていました。
印刷を委託している業者が、来月1日の改元に備えて元号の設定をテスト用の「令和」にしたあと、「平成」に切り替えるのを忘れていたということです。
水道の使用量や料金に影響はないということですが、上下水道局は11日、元号を修正したはがきを発送しました。
上下水道局は「関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。はがきを発送する前に内容を確認するなどして再発防止に取り組みます」とコメントしています。
北九州市長「深く反省 再発防止を指示」
北九州市の北橋市長は会見で「国や全国の自治体が細心の注意を払って取り組んできた中での案件であり、深く反省している。市民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と述べました。
そのうえで、印刷物は市民の手に渡る前に内容を再確認するなど、再発防止を各部局に指示したことを明らかにしました。