収入に
なると
言われてネット
広告を
始め、
トラブルに
巻き込まれる
人が
急増しています。
商品を
買って
宣伝したのに
報酬が
支払われないといった
相談は、
先月だけで100
件を
超えていて、
国民生活センターが
緊急に
注意を
呼びかけています。
国民生活センターによりますと、
相談は、
業者から「
広告代行」と
称して「
指定した
通販サイトで
商品を
買ってSNSで
宣伝すれば、
代金や
報酬を
支払う」と
説明されたのに
入金がないという
ケースが
多く、
中には、150
万円分の
商品の
代金が
入金されたため、
信用してさらに400
万円分を
購入したところ、
入金がなかったというケースもありました。
きっかけとしては、副業サイトや求人サイトで募集を見たという人や、SNS上の知り合いに業者を紹介された人もいて、被害者は20代や30代が多いということです。
買わされる商品は菓子などの食品から美容液までさまざまですが、一度に大量に買わされるケースもあり、中には800万円を支払った人もいました。
全国の消費生活センターに寄せられた相談は、去年4月以降、月に数件程度だったのが、先月は100件余りに急増しています。
国民生活センターは、「一般の人がSNSで商品を宣伝するだけで利益が出るのは不自然であり、説明をうのみにせず慎重に判断してほしい」と呼びかけています。