東京の
新宿御苑では
外国人観光客に
夜の
観光を
楽しんでもらおうと、
開園時間を
延長して
桜のライトアップや
日本の
伝統芸能を
楽しめるイベントが
行われています。
東京 新宿区の
新宿御苑は、ふだんは
午後6時に閉
園しますが、
訪れる外国人から
夜も
楽しみたいという
声が
多く
寄せられていたため、14
日から
5日間、
特別に
午後7時から
9時半まで
開園時間を
延長しています。
14日は、午後7時に開園すると続々と外国人旅行客などが訪れ、見頃を迎えてライトアップされたおよそ20本の八重桜の前で、写真を撮影するなどして、楽しんでいました。
また、広場に設置されたステージでは能の舞や民謡が披露され、訪れた人たちは日本の伝統芸能のおごそかな雰囲気を堪能していました。
マレーシアから家族で訪れた35歳の男性は「夜の桜はすごいきれいで子どもたちと一緒に楽しんでいます」と話していました。
また、ルクセンブルクから家族で訪れた47歳の女性は「静かですばらしい環境の中で日本の文化を知ることができてとてもうれしいです」と話していました。
外国からの旅行客が年々増える中、夜の観光を充実させることが課題となっていて、新宿御苑を管理する環境省は、今後も、定期的に夜の開園を実施することにしています。