日本新聞: クレーン車事故から８年で見守り活動栃木鹿沼

クレーン車しゃ事故じこから８はち年ねんで見守みまもり活動かつどう栃木とちぎ鹿沼かぬま

Apr 18, 2019 11:04

Furigana

栃木とちぎ県けん鹿沼かぬま市しで登校とうこう中ちゅうの小学生しょうがくせいの列れつにクレーン車しゃが突っ込つっこみ、児童じどう６ろく人にんが死亡しぼうした事故じこから18日にちで８はち年ねんになり、栃木とちぎ県内けんないの各地かくちの通学つうがく路ろでは登校とうこうする児童じどうの見守みまもり活動かつどうが行おこなわれました。平成へいせい23年ねん４月しがつ18日にち、鹿沼かぬま市しで登校とうこう中ちゅうの小学生しょうがくせいの列れつにクレーン車しゃが突っ込つっこみ、当時とうじ９きゅう歳さいから11歳さいの児童じどう６ろく人にんが死亡しぼうしました。

事故じこの記憶きおくの風化ふうかを防ふせぎ、子こどもたちの安全あんぜんを守まもろうと事故じこから８はち年ねんとなる18日にち、栃木とちぎ県内けんないの各地かくちで通学つうがく路ろの見守みまもり活動かつどうが行おこなわれました。

このうち鹿沼かぬま市しでは、事故じこ現場げんば近ちかくの通学つうがく路ろに警察官けいさつかんや市しの職員しょくいんなどおよそ30人にんが出でて、子こどもたちが道路どうろを安全あんぜんに横断おうだんできるよう誘導ゆうどうしたり、プラカードを掲かかげてドライバーにスピードを落おとすよう呼よびかけたりしていました。

８はち年ねん前まえの事故じこでは、クレーン車しゃの運転うんてん手しゅが持病じびょうのてんかんを隠かくして免許めんきょを取とり、発作ほっさによって事故じこを起おこしたことが明あきらかになりました。

事故じこの再発さいはつ防止ぼうしを願ねがう遺族いぞくらの活動かつどうによって道路どうろ交通こうつう法ほうが改正かいせいされ、運転うんてんに支障ししょうを及およぼすおそれのある持病じびょうの症状しょうじょうを申告しんこくしない免許めんきょの取得しゅとくや更新こうしんに新あらたに罰則ばっそくが設もうけられました。