高校の
先輩後輩にあたるマリナーズの
菊池雄星投手とエンジェルスの
大谷翔平選手が18
日、
大リーグで
初めて対面し、
菊池投手は「
お互いに
切磋琢磨(せっさたくま)していきたいと
改めて感じた」と
活躍を
誓いました。
今シーズンからマリナーズでプレーする27
歳の
菊池投手と、エンジェルスで
2年目を
迎えた24
歳の
大谷選手は、
岩手の
花巻東高校の
野球部で
それぞれ活躍したあと、
プロになっています。
2人は18日、エンジェルスの本拠地、アナハイムの球場で、大リーグデビュー後初めて対面しました。
グラウンドで練習している菊池投手のもとへ大谷選手が駆け寄って握手し、2人は笑顔を見せながらおよそ15分間、ことばを交わしました。
菊池投手は「久しぶりに会ってゆっくり話しました。より一層、筋肉も大きくなっていて、そこがいちばんびっくりしますね」と話していました。
そのうえで、「僕は日本で結果が出なかった時期が長かったが、彼はプロ1年目から活躍していたので、負けていられないといういい刺激をたくさんもらった。彼がいなければ、僕はここにいない。お互いに切磋琢磨していきたいと改めて感じた」と活躍を誓いました。
菊池投手は2日後の20日、6試合目の登板となるエンジェルス戦で大リーグ初勝利を目指します。
一方、右ひじの手術を受けてリハビリ中の大谷選手は、来月をめどにバッターで復帰する予定です。