今月、
史上最年少の10
歳で
囲碁の
プロ棋士になった
仲邑
菫(すみれ)
初段がプロとしてのデビュー
戦を
迎え、22
日午後2時半から
初対局に
臨んでいます。
大阪市の小学5年生、仲邑菫初段(10)は、日本棋院が中国や韓国勢に対抗できるトップ棋士を育てようと新たに設けた推薦枠でプロ入りが決まり、今月、史上最年少の10歳0か月でプロ棋士となりました。
仲邑初段は22日、大阪市の日本棋院関西総本部で、「竜星戦」の予選に登場しました。
相手は同じく今月プロ入りした大森らん初段(16)で、ともにこれがプロとしてのデビュー戦です。
対局室には異例の数の報道陣が詰めかけ、仲邑初段は部屋に入ると集中した表情で盤面を見つめ、午後2時半に対局が始まりました。
仲邑初段はいすに座ると足が床に届かないため、用意された踏み台に足を乗せて対局に臨み、素早い手つきで先手の黒石を打っていました。
仲邑初段は10歳1か月でのデビューとなり、藤沢里菜女流三冠が持つ11歳8か月の最年少対局記録を1年7か月、更新しました。
対局の持ち時間はそれぞれ1時間で、夕方には決着する見込みです。