気象庁によりますと、22日は全国的に高気圧に覆われて晴れ、西日本と東日本の太平洋側を中心に気温が上がりました。
日中の最高気温は、大分県日田市と高知県の四万十市西土佐で30度2分と、沖縄県を除いてことし、全国で初めての真夏日となりました。
また、山口市で29度4分、甲府市で28度8分、名古屋市で28度4分、大阪市で27度6分、東京の都心で25度6分など各地で平年より5度から8度ほど高くなりました。
23日も広い範囲で気温が高い状態が続き、日中の最高気温は、鳥取市で28度、大阪市で27度、長野市で26度、名古屋市で25度、東京の都心で23度など、平年より3度から8度ほど高くなると予想されています。
真夏日の大分 日田では
大分県日田市では、日中の最高気温が30度2分まで上がり、ことし初めて、真夏日となりました。
江戸時代の町並みが残る大分県日田市の観光地、豆田町では、観光客が日傘をさしたり冷たい飲み物を飲んだりして暑さをしのぐ姿が見られました。
また、土産物店の前では、従業員が暑さを和らげようと打ち水をしていました。
福岡県から訪れた50代の女性は「とても暑いです。日ざしが強いですね」と話していました。
また、地元の日田市の80代の女性は、「突然、暑くなり、びっくりしています。体がついていかず大変です。この夏が思いやられます」と話していました。