4日午前、
伊豆大島の
大島空港で、
小型機が
着陸する
際に
滑走路をオーバーランして
止まり、
立往生しました。
小型機に
乗っていた
男女5人にけがはありませんでしたが、
大島空港は
滑走路が
閉鎖され、
運用を
再開する
見通しは
立っていないということです。
4日午前10
時すぎ、
伊豆大島の
大島空港で、
個人が
所有する
小型のプロペラ
機が
着陸する
際に
滑走路をオーバーランして
止まり、
自力で
動けなくなりました。
NHKのヘリコプターが午後0時半ごろ大島空港の上空から撮影した映像では、機体の前方部分が滑走路の近くの地面に突っ込むような形で止まっている様子を確認できました。
空港の管理事務所などによりますと、小型機は大阪の八尾空港から大島空港に向かっていたということで、操縦していた男性を含む男女あわせて5人が乗っていましたが、けがをした人はいませんでした。
この事故の影響で大島空港は滑走路が閉鎖され、航空会社などによりますと、4日は大島空港と東京 調布市の調布飛行場を結ぶ2往復4便や、大島と三宅島をヘリコプターで結ぶ1便が欠航しました。
空港の管理事務所などによりますと、運輸安全委員会の調査のため現場を保存しておく必要があることから、滑走路の運用を再開する見通しは立っていないということです。
国交省 「重大インシデント」に認定
国土交通省はこのオーバーランを「重大インシデント」に認定し、近く運輸安全委員会の調査官2人を現地に派遣して原因を詳しく調べることにしています。