日産自動車のカルロス・ゴーン
前会長は、
初公判の
前に
争点を
整理する
1回目の
手続きに
出席するため、
東京地方裁判所に
入りました。
日産自動車の
前会長、カルロス・ゴーン
被告(65)は、みずからの
報酬を
有価証券報告書に
少なく
記載した
金融商品取引法違反の
罪や、
日産の
資金を
不正に
支出させた
特別背任の
罪に
問われています。
この事件で、初公判の前に争点を整理する手続きが23日から行われることになっていて、ゴーン前会長は東京地方裁判所に入りました。
ゴーン前会長はみずからの意思で出席を希望し、非公開で行われる手続きには通訳も参加するということです。
23日は、検察側が起訴した内容の立証方針を示す時期や証拠を開示する日程などが協議されるものとみられます。
ゴーン前会長の弁護士は「争点を整理する手続きは来年春ごろまで続くのではないか」という見方を示していて、初公判の日程はまだ決まっていません。
検察側と前会長側が今後、手続きの中でどのような主張を示すのか注目されます。