アメリカとイランの
間で
緊張が
高まる中、アメリカの
メディアは、
国防総省が、イランからの
攻撃に
備えるため
中東に
数千人の
兵士を
新たに
派遣する
計画をホワイトハウスに
説明する
見通しだと
伝えました。
計画が
承認され、
新たな
兵力の
投入が
決まれば、
緊張がさらに
高まることが
懸念されます。イランの
脅威が
差し迫っていると
主張する
トランプ政権は、
これまでに
中東に
原子力空母や
爆撃機の
部隊などを
派遣し、
反発を
強めるイランとの
間で
緊張が
高まっています。
こうした中、CNNテレビなどアメリカの複数のメディアは22日、国防総省が、イランからの攻撃に備え中東に数千人の兵士を新たに派遣する計画を23日にもホワイトハウスに説明する見通しだと伝えました。
また、ロイター通信は、中東地域を管轄するアメリカ中央軍が国防総省におよそ5000人の兵士の派遣を要請しているとも伝えています。
ただ、新たな兵力の投入にはトランプ大統領の承認が必要となるため、実際に計画が承認されるかどうかはわからないということです。
イランをめぐって、野党・民主党やメディアからは、差し迫った脅威が本当に存在するのか疑問視する声が出ていますが、トランプ政権が新たな兵力の投入を決めれば、イランとの緊張がさらに高まることが懸念されます。