中東のホルムズ
海峡の
付近で
2隻のタンカーが
攻撃を
受けた
事件について、
アメリカ軍はイランの
精鋭部隊が
不発だった
爆弾を
取り外す
様子などを
収めたとする、より
鮮明な
写真を
公開しました。イランの
関与を
強調するねらいが
あるとみられます。
中東のホルムズ
海峡付近のオマーン
湾を
航行していた
2隻のタンカーが
攻撃を
受けた
事件では、
アメリカがイランが
関与したと
断定しているの
に対し、イランは
全面的に
否定しています。
こうした中、中東地域を管轄するアメリカ中央軍は17日、事件の様子を収めた新たな写真を公開しました。
公開された写真はいずれもカラーです。
アメリカ中央軍の説明によりますと、写真には事件があった13日にボートに乗ったイランの「革命防衛隊」が、不発だった爆弾を「コクカ・カレイジャス」の船体から取り外している様子や、革命防衛隊のボートを上空から見た様子が写っているとしています。
また、翌日14日に船体を撮影した写真も公開し、爆発によってできたとされる穴や、爆弾が取り外された場所に残された残留物が確認できるとしています。
アメリカ中央軍は声明で、「不発の爆弾を迅速に取り外すのには高い能力が必要だ」と指摘して、改めてイランの関与を強調しています。アメリカ軍はこれまで白黒の映像を公開していましたが、今回はより鮮明な写真を公開してイランの関与を国際社会に訴えた形です。