G20
大阪サミットに
向けた
警備強化の
一環として、24
日から
大阪府内を
中心に
JRや
私鉄の
主要な
駅でコインロッカーや
ゴミ箱が
使用できなくなっています。
鉄道各社は
今月28
日と29
日に
開かれる
G20
大阪サミットに
伴う警備の
強化に
合わせて、24
日から29
日にかけて
大阪府内を
中心に
関西の
主要な
駅にあるコインロッカーと
ゴミ箱を
完全に
封鎖しました。
このうちJR西日本では、主要な駅にあるコインロッカーがすでに預け入れていた荷物の取り出しも含め、全面的に利用ができなくなりました。
JR大阪駅では大きな荷物を持って戸惑う人の姿も見られ、富山県から訪れた男性は「サミットが開催されることは知っていましたが、ロッカーのことは知らず、びっくりしています。キャリーケースを持ち歩くのは大変ですがしかたがないです」と話していました。
駅のホームなどのゴミ箱もサミットが終わるまで使えなくなるため、鉄道各社は、利用者にゴミを持ち帰ってもらうなど協力を呼びかけています。
関空でも警戒進む
関西空港でも、24日からコインロッカーの使用が中止されたり、ごみ箱の一部が撤去されたりするなど警備が強化されています。
24日からは、ターミナルビルなど10か所にあるコインロッカーが使用ができなくなったほか、トイレなどにあるごみ箱の一部が撤去されました。
また、ビルの入り口には、利用客の航空券の確認や手荷物検査を行うための臨時のゲートが設けられ、27日からの運用開始に向けて準備や確認が進められています。
関西空港では、このほか高速道路での大規模な交通規制に合わせて、27日から30日まで空港と関西各地を結ぶリムジンバスで運休やダイヤの変更が行われる予定で、バスの停留所には、注意を呼びかける紙も貼られています。
空港を運営する会社は、空港へは鉄道を利用し、十分な時間の余裕を持って訪れるよう呼びかけています。