第25
回参議院選挙が
4日公示され、
NHKのまとめによりますと、
午前11
時半現在、
選挙区と
比例代表あわせて357
人が
立候補を
届け出ました。
安倍政権に対する
評価や
消費税率引き上げの
是非、
それに、
年金制度や
憲法改正などを
争点に、17
日間の
選挙戦に
入りました。
参議院選挙の
立候補の
受け付けは
午前8時半から、
選挙区が
各都道府県の
選挙管理委員会で、
比例代表が
総務省の
中央選挙管理会で
行われています。
NHKの午前11時半現在のまとめによりますと、
全国45の選挙区には74人の定員に対し、211人が立候補しました。政党別に見ますと
▽自民党が49人
▽立憲民主党が20人
▽国民民主党が14人
▽公明党が7人
▽共産党が14人
▽日本維新の会が8人
▽社民党が3人
▽れいわ新選組が1人
▽安楽死制度を考える会が9人
▽NHKから国民を守る党が34人
▽オリーブの木が6人
▽幸福実現党が9人
▽労働者党が6人
▽諸派が1人
▽無所属が30人となっています。
一方、定員50の比例代表に名簿を提出したのは12の政党と政治団体で、届け出順に、
▽共産党が26人
▽自民党が33人
▽オリーブの木が4人
▽社民党が4人
▽公明党が17人
▽国民民主党が14人
▽日本維新の会が14人
▽幸福実現党が3人
▽立憲民主党が22人
▽労働者党が4人
▽NHKから国民を守る党が4人
▽安楽死制度を考える会が1人であわせて146人が立候補しました。
この結果、選挙区と比例代表をあわせた立候補者の数はこれまでのところ357人で、前回・3年前の候補者数(389人)より32人少なくなっています。このうち女性は101人で、立候補者全体の28.3%と、これまでで最も高くなっています。
今回の参議院選挙は、1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした法改正が行われたことを受け、前回よりも3議席多い124議席をめぐって争われます。
選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる全国に32ある定員が1人の「1人区」では野党5党派が候補者を一本化し、32すべての選挙区で自民党の候補と野党の統一候補が対決する構図です。
今回の選挙では6年半におよぶ安倍政権の評価が問われることになり、自民・公明両党が安定的な政権基盤を維持できるのか、それとも野党側が反転攻勢に向け勢力を拡大できるのかが焦点となります。
また、自民・公明両党と日本維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、非改選の議席を合わせ改正の発議に必要な3分の2の議席を維持できるかどうかも焦点です。
選挙戦では10月の消費税率引き上げの是非や年金制度、それに憲法改正などを争点に激しい論戦が交わされる見通しで、21日の投票日に向けて17日間の選挙戦に入りました。