下半身に脂肪がついた「洋ナシ」体形に分類される閉経後の女性は、腹部が太い「リンゴ」体形のグループや、全体に細身のグループと比べても、動脈硬化に関連する心血管疾患のリスクが低いと発表されました。
また、研究結果によると、体全体の脂肪量と心血管疾患リスクの間に関連はみられませんでした。
しかし腹部の脂肪が特に多く、脚の脂肪が特に少ない「リンゴ」タイプの女性はその逆の「洋ナシ」タイプに比べ、リスクが3倍以上に増大することが分かりました。
専門家らはこの研究について、下半身の脂肪には動脈硬化のリスクを抑える作用がある可能性を示したと指摘しました。