台風19
号の
影響で
停電が
続く川崎市の
武蔵小杉駅近くの
タワーマンションでは、16
日から、
区の
職員が
各世帯を
回り、
体調が
悪化していないかや
必要な
支援などについて
調査を
始めました。
川崎市によりますと、
中原区の
武蔵小杉駅近くに
ある地上47
階建てのタワーマンションでは、
台風19
号による
浸水で
地下にある
配電盤が
壊れ、
多くの
部屋で
停電や
断水が
続いているということで、16
日も
復旧作業が
行われる
中、
住民と
見られる
人たちが
大きな荷物を
持って
出て
いく姿が
見られました。
このマンションには、およそ600世帯1500人が入居しているということで、区は16日から各世帯を回って体調が悪化している人がいないかや、必要な支援などについて調査を始めました。
また向かいのマンションの中にある市の市民館では、停電しているマンションの住民を対象に施設内のトイレや電源を貸し出して対応しています。
1日に20人ほどがスマートフォンや自転車のバッテリーなどの充電に利用しているということです。
川崎市中原市民館の吉越厚善館長は「不便も多いと思うのでできるだけ支援したい。皆さんで集まったり情報収集したりして市民館を利用してもらいたい」と話していました。
市民館は今月は21日の休館日以外、午前8時半から午後9時まで利用できるということです。