23
日夜、
神戸市内の
阪急電鉄の
踏切で
列車と
車が
衝突し、
先頭車両が
脱輪しましたが
けが人はいませんでした。
この事故の
影響で
神戸線は
一部区間で
始発から
運転できなくなっています。
23日午後7時40分すぎ、神戸市灘区宮山町にある阪急電鉄の踏切で、大阪梅田駅行きの特急列車と軽自動車が衝突し、先頭車両が脱輪しましたがけが人はいませんでした。
警察によりますと列車とぶつかった軽自動車を運転していた42歳の男性は「踏切近くの坂道に車をとめて用事で外に出たが、サイドブレーキのかけ方が甘かったかもしれない」と話しているということで、詳しいいきさつを調べています。
また、国の運輸安全委員会は、24日、現場に鉄道事故調査官を派遣して事故の原因を調べることにしています。
列車や軽自動車は撤去されましたが、現場周辺の信号機が壊れたことから、阪急神戸線は、夙川駅と新開地駅の間の上下線で始発から運転できなくなっています。
神戸市の阪急・神戸三宮駅では改札が閉鎖され、駅員が運転見合わせを知らせる貼り紙を掲示したり、知らずに訪れた利用客に事情を説明したりしていました。
40代の会社員の女性は「まさかきょうまで影響が続いているとは思いませんでした。別の方法で会社に行きます」と話していました。