ロシア
国防省は、
長距離戦略爆撃機が
日本海の
公海の
上空を
飛行したと
発表し、
日本や、
対立を
深めるアメリカを
けん制するねらいとみられます。
ロシア国防省は2日、2機のツポレフ95長距離戦略爆撃機が日本海の公海の上空で定期的な飛行を行ったと発表し、映像を公開しました。発表では、ロシア空軍のスホイ30戦闘機を護衛として伴いおよそ10時間にわたって飛行したとしています。
空軍の司令官は「飛行は国際法に厳密に従って実施された。パイロットは北極圏、北大西洋、黒海、バルト海、太平洋の公海の上空で定期的に飛行している」としています。ロシア国防省は、ことし1月も日本海の公海の上空で戦略爆撃機が飛行したと発表しています。
ロシアとしては、核兵器も搭載できる戦略爆撃機を日本の周辺で飛行させることで、日本や、ウクライナ侵攻で対立を深めるアメリカをけん制するねらいとみられます。