ウクライナのシュミハリ首相は22日の会議で、「計画停電を緩和したいが、寒くなるにつれて電力消費量が増えている。状況によって緊急停電が発生するおそれもある」と述べ、危機感を募らせています。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは冬の寒さを大量破壊兵器に変えようとしている」と非難したうえで、冬を乗り切るため民生分野での支援を国際社会に訴えました。
ロシアが軍事侵攻を続けるウクライナでは、東部での戦闘が一段と激しくなっているほか、ウクライナ軍が今月奪還した南部の要衝ヘルソンに向けてもロシア軍の砲撃が繰り返されています。
ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は23日、SNSに「南部ザポリージャ州でロシア軍が産科の病院にミサイルを撃ち込み、生後まもない赤ん坊が犠牲になった」と投稿したほか、東部ハルキウ州でもロシア軍の砲撃によって2人が死亡したと明らかにしました。
ウクライナのシュミハリ首相は22日の会議で、「計画停電を緩和したいが、寒くなるにつれて電力消費量が増えている。状況によって緊急停電が発生するおそれもある」と述べ、危機感を募らせています。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは冬の寒さを大量破壊兵器に変えようとしている」と非難したうえで、冬を乗り切るため民生分野での支援を国際社会に訴えました。