Báo tiếng Nhật: 新型コロナとインフル同時流行懸念小児発熱外来の受診増える

新型しんがたコロナとインフル同時どうじ流行りゅうこう懸念けねん小児しょうに発熱はつねつ外来がいらいの受診じゅしん増ふえる

Dec 3, 2022 16:12

Furigana

新型しんがたコロナの感染かんせんの拡大かくだい傾向けいこうが続つづく中なか、同時どうじ流行りゅうこうが懸念けねんされるインフルエンザの感染かんせんに対にたいする不安ふあんも強つよまり、千葉ちば県内けんないの病院びょういんでは小児しょうに科かの発熱はつねつ外来がいらいを受診じゅしんする子こどもの数かずが増加ぞうかしています。

病院びょういんでは、いつもと違ちがう症状しょうじょうがみられたときには迷まよわず受診じゅしんしてほしいとする一方いっぽうで、子こどもの症状しょうじょうなどの判断はんだんに迷まようケースでは、専用せんようの電話でんわ相談そうだん窓口まどぐちも活用かつようするよう呼よびかけています。

千葉ちば県けん成田なりた市しにある国際こくさい医療いりょう福祉ふくし大学だいがく成田なりた病院びょういんの小児しょうに科かの発熱はつねつ外来がいらいでは、第だい7波は以降いこう減へっていた子こどもの受診じゅしんが10月つきから再ふたたび増加ぞうかに転てんじ、先月せんげつは142人にんと前まえの月つきよりおよそ1割わり多おおくなりました。

学校がっこうや家庭かていでの感染かんせんが目立めだつほか、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなど、ほかの感染かんせん症しょうの患者かんじゃも増ふえていることから発熱はつねつの症状しょうじょうだけでは見極みきわめが難むずかしいケースが増ふえているということです。

先月せんげつ受診じゅしんした3歳さいの男の子おとこのこは、一緒いっしょに遊あそんでいた子こどもがコロナに感染かんせんしたあと、熱ねつが出でて受診じゅしんしましたが、検査けんさの結果けっか、コロナは陰性いんせいで通常つうじょうのかぜと診断しんだんされました。

母親ははおやは「子こどもがまだ小ちいさくて詳くわしい症状しょうじょうがわからない中なか、コロナやインフルエンザかもしれないと不安ふあんでした」と話はなしていました。

病院びょういんによりますと、この冬ふゆは、新型しんがたコロナとインフルエンザの同時どうじ流行りゅうこうへの懸念けねんから、発熱はつねつ後ごの体調たいちょう急変きゅうへんを心配しんぱいして受診じゅしんするケースが多おおいということです。

また、子こどもは鼻はなに綿棒めんぼうを差し込さしこむ検査けんさキットの使用しようが難むずかしい場合ばあいもあり、医師いしによる検査けんさや診断しんだんを求もとめる保護ほご者しゃも多おおいということです。

一方いっぽう、病院びょういんでは第だい7波はの時ときのように予約よやくが殺到さっとうすれば、発熱はつねつ外来がいらいを受診じゅしんしたくてもできない子こどもが出でるのではないかと懸念けねんしています。

国際こくさい医療いりょう福祉ふくし大学だいがく成田なりた病院びょういんの藤井ふじい克則かつのり小児しょうに科か部長ぶちょうは「呼吸こきゅう異常いじょうやけいれんといったいつもの様子ようすと違ちがう症状しょうじょうがみられたときには迷まよわずに受診じゅしんしてほしいが、熱ねつがあっても元気げんきで、水分すいぶんがとれれば解熱剤げねつざいを使つかいながら自宅じたくで安静あんせいに過すごすことも可能かのうだ。迷まよった場合ばあいには、かかりつけの医療いりょう機関きかんに相談そうだんし子こどもの体調たいちょうの変化へんかに対応たいおうしてくれる電話でんわ相談そうだん窓口まどぐちも活用かつようしてほしい」と呼よびかけています。

インフルエンザ予防よぼう接種せっしゅの希望きぼう者しゃ増ふえる

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、今こんシーズンはインフルエンザの流行りゅうこうも懸念けねんされることからワクチンの供給きょうきゅう量りょうは大人おとなの接種せっしゅ分ぶんで過去かこ最もっとも多おおいおよそ7042万まん回分かいぶんが出荷しゅっかされる見込みこみです。

この病院びょういんでは、先月せんげつの後半こうはんごろからインフルエンザの予防よぼう接種せっしゅの希望きぼう者しゃも増ふえていて、年明としあけ1月つきの前半ぜんはんまでは予約よやくが埋うまっているということです。

接種せっしゅした1歳さいの女の子おんなのこの母親ははおやは「ことしは欧米おうべいなどでもインフルエンザがはやったと聞きいたので、不安ふあんだという気持きもちと、コロナとの同時どうじ流行りゅうこうも気きになります。感染かんせんした場合ばあいは発熱はつねつや呼吸こきゅう器き系けいの症状しょうじょうも出でると思おもいますし、子こどもが苦くるしむ姿すがたは見みたくないので、重症じゅうしょう化かを防ふせぐ意味いみでも受うけておこうと思おもいました」と話はなしていました。