新型コロナの
感染の
拡大傾向が
続く中、
同時流行が
懸念されるインフルエンザの
感染に対する不安も
強まり、
千葉県内の
病院では
小児科の
発熱外来を
受診する
子どもの
数が
増加しています。
病院では、いつもと違う症状がみられたときには迷わず受診してほしいとする一方で、子どもの症状などの判断に迷うケースでは、専用の電話相談窓口も活用するよう呼びかけています。
千葉県成田市にある国際医療福祉大学成田病院の小児科の発熱外来では、第7波以降減っていた子どもの受診が10月から再び増加に転じ、先月は142人と前の月よりおよそ1割多くなりました。
学校や家庭での感染が目立つほか、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなど、ほかの感染症の患者も増えていることから発熱の症状だけでは見極めが難しいケースが増えているということです。
先月受診した3歳の男の子は、一緒に遊んでいた子どもがコロナに感染したあと、熱が出て受診しましたが、検査の結果、コロナは陰性で通常のかぜと診断されました。
母親は「子どもがまだ小さくて詳しい症状がわからない中、コロナやインフルエンザかもしれないと不安でした」と話していました。
病院によりますと、この冬は、新型コロナとインフルエンザの同時流行への懸念から、発熱後の体調急変を心配して受診するケースが多いということです。
また、子どもは鼻に綿棒を差し込む検査キットの使用が難しい場合もあり、医師による検査や診断を求める保護者も多いということです。
一方、病院では第7波の時のように予約が殺到すれば、発熱外来を受診したくてもできない子どもが出るのではないかと懸念しています。
国際医療福祉大学成田病院の藤井克則小児科部長は「呼吸異常やけいれんといったいつもの様子と違う症状がみられたときには迷わずに受診してほしいが、熱があっても元気で、水分がとれれば解熱剤を使いながら自宅で安静に過ごすことも可能だ。迷った場合には、かかりつけの医療機関に相談し子どもの体調の変化に対応してくれる電話相談窓口も活用してほしい」と呼びかけています。
インフルエンザ 予防接種の希望者増える
厚生労働省によりますと、
今シーズンはインフルエンザの
流行も
懸念されることからワクチンの
供給量は
大人の
接種分で
過去最も多いおよそ7042
万回分が
出荷される
見込みです。
この病院では、先月の後半ごろからインフルエンザの予防接種の希望者も増えていて、年明け1月の前半までは予約が埋まっているということです。
接種した1歳の女の子の母親は「ことしは欧米などでもインフルエンザがはやったと聞いたので、不安だという気持ちと、コロナとの同時流行も気になります。感染した場合は発熱や呼吸器系の症状も出ると思いますし、子どもが苦しむ姿は見たくないので、重症化を防ぐ意味でも受けておこうと思いました」と話していました。
子どもが発熱 そのときどうすれば
子どもに
熱が
出た
時などはどうすればいいのか。
国際医療福祉大学成田病院の藤井克則小児科部長に聞きました。
発熱だけの場合 いつもと違うか観察を
大切なのは
発熱したときの
容体が
今までと
違うか
どうか
見極めることです。
熱が出ても、機嫌がよく、つらそうではない。水を飲んだり、授乳できたりしている。ふだん通りに眠れている場合などは急いで受診する必要はないということです。
あわてずに自宅で安静にして、年齢に応じて市販の解熱剤などを飲ませたうえで様子をみることができるということです。
いつもと様子が違えば 受診の検討を
一方で、
水やミルクが
飲めない、おしっこの
量が
減るなど、いつもと
様子が
違う場合は
注意が
必要で、
呼吸が
速かったり、
顔色が
悪かったりする
時は
酸素が
足りていない
可能性があります。
けいれんを起こすなどした場合も、従来からそうした症状がみられる子もいますが、まずは、かかりつけの医療機関に相談するなどして受診してほしいということです。
そして、
呼びかけに
反応しない、
意識が
はっきりしない、
明らかなけいれんを
起こしている、
おう吐を
繰り返す、
眠りがちでぐったりしているといった
場合には、
救急車を
呼ぶことも
検討してほしいとしています。
迷ったときには
かかりつけの
医療機関でも、すぐに
電話がつながらない、
受診できないという
ケースもあります。
相談が難しい場合や判断に迷った場合は子どもの症状や必要な対応について詳しく教えてくれる電話相談窓口があります。
▽#7119(救急要請相談)
「すぐに病院に行ったほうがよいか」「救急車を呼ぶべきか」を悩んだり、ためらったりした時にかけます。
▽#8000(子ども医療相談)
子どもの症状に保護者がどう対応したらいいか判断に迷った時、家庭での対処方法や状態の観察ポイントを詳しく知りたい時にかけます。
このほか、自治体の電話相談窓口もあり、いずれも自治体や地域によって実施状況や受け付け時間が異なりますのでご確認ください。
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