日米の
貿易交渉は23
日、ワシントンで
2日目の
閣僚協議が
行われましたが、
まだ課題が
残されているとして、
当初の
日程を
延長し、24
日も
協議することになりました。ワシントンでの
日米の
貿易交渉は、
茂木経済再生担当大臣とライトハイザー
通商代表による
2日目の
閣僚協議が、
日本時間の23
日未明から
およそ4時間にわたって
行われました。
協議のあと茂木大臣は記者団に対し「議論は相当煮詰まってきた」と述べ、焦点となっている農産品や工業品、デジタル貿易も含め、すべての分野で議論が進展したという認識を示しました。
一方で、「お互い、国益を懸けて交渉している。『山頂が見えている』と前回の協議で申し上げたが、どう登っていくか、知恵を出さなければならない」と指摘し、なお課題が残っているとして当初の日程を1日延長し、24日も協議を継続することを明らかにしました。
日米交渉をめぐっては、フランスで24日開幕するG7サミットに合わせて行われる見通しの日米首脳会談で、妥結の時期などをめぐって意見が交わされるとみられ、茂木、ライトハイザー両氏は、農産品や自動車など立場に隔たりが残る課題を中心に、引き続き、双方が受け入れ可能な妥協点を探るものとみられます。