コンゴ(旧ザイール)東部で流行が続くエボラ出血熱について、米国立衛生研究所(NIH)は12日、試験的に導入した2種類の治療法が有効だったと発表していました。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は、約9割が生存したとする専門家の声を紹介していました。今後はこれらの治療法が推進され、流行終息に向けて明るい兆しとなりそうです。
同紙によると、いずれも使用される薬剤はエボラウイルスに結び付き、ウイルスが細胞内に侵入するのを防ぐ成分でできています。静脈注射で体内に導入します。コンゴでは2018年8月からエボラ熱の流行が始まりました。