体操の
内村航平選手が、
予選で
敗退した
4月の
全日本選手権以来の
実戦と
なる大会を
前に
記者会見に
臨み「
次につながるような
演技をしたい」と
意気込みを
話しました。オリンピックの
個人総合で
2連覇を
果たした
内村選手は、ことし
4月の
全日本選手権で
肩の
痛みなどから
本来の
実力を
発揮できずに
予選で
敗退し、
世界選手権の
日本代表から
外れました。
内村選手は、全日本選手権以来4か月ぶりの実戦となる全日本シニア選手権が30日に福井市で行われるのを前に大会会場で練習を行い、痛めている肩を入念にケアしたりストレッチなど軽めの調整でした。
内村選手は記者会見で「肩の調子はまずまずで、いい調整ができていたが、2週間前にぎっくり腰になり多少の不安はある。それでもきのうの練習は悪くなかったし、全日本選手権よりはいい状態にあるので、自分が今どこまでできるか確認しながら、次につながるような演技をしたい」と意気込みを話しました。
また東京オリンピックに向けて「他の競技を見ると競泳の瀬戸大也選手やバドミントンの桃田賢斗選手など、実力のある選手がしっかりと結果を出していて刺激を受けた。東京オリンピックへ自分はスタートラインにも立てていないが、“まだ1年ある”という気持ちでいるようにしたい」と話していました。