中央省庁による
雇用の
水増し
問題を
受けて、
新たに
採用された
障害者が
職場環境が
合わない
などの
理由で
離職する
ケースが
相次いでいることから、
人事院は、
職場に
定着している
事例などを
各省庁に
紹介するといった
対策に
取り組むことになりました。
中央省庁による
障害者雇用の
水増し
問題を
受けて、
政府は
年内に4000
人余りの
障害者を
新たに
採用する
計画を
進めていて、
今月、
2回目と
なる全省庁統一の
1次試験を
実施する
予定です。
今回の試験は、およそ250人の定員に対し、4500人余りの障害者から申し込みがあり、前回に続いて高い人気となっています。
一方で、各省庁で採用した障害者が、職場環境が合わないなどの理由で短期間で離職するケースが相次いでいることから、人事院は対策に取り組むことになりました。
具体的には、障害者が職場に定着している事例を取りまとめ、各省庁に紹介し、職場環境の整備の参考にするよう呼びかけるとともに、各省庁が行う2次面接の段階で、希望をしっかり聞き取るよう求めることにしています。
人事院はこうした対策で障害者の短期間での離職を防ぎたいとしています。